


GIA(アメリカ宝石学協会)では、このカットを5段階で判定しており、最高グレードのエクセレントから最低グレードのプアまで分かれています。
これ以外に日本では3EX(トリプル・エクセレント)やH&C(ハート・アンド・キューピッド)という評価もあります。
3EXは、総合評価でエクセレントであることに加え、ポリッシュ(研磨)、シンメトリー(対称性)もエクセレントと評価されたものを呼びます。
カットは、ダイヤモンドに光が入り、それが外部に放出される際にとても重要な役割を果たします。 ダイヤモンドの輝きに大きな影響を与えるので、カットの優劣は大事なポイントです。

(出典:Diamond Navi)
ダイヤモンドが取りこんだ光は、ダイヤの中を駆けめぐり、ダイヤの外に放出される。この放出の際の光の通り道が輝きに影響を与える。
取りこんだ光の大部分をダイヤ内部で全反射して上部に放出するので光がもれない。

取りこんだ光のすべてが全反射されず一部が下に逃げて放出されるので輝きが劣る。

取りこんだ光が下に逃げてしまうことが多く輝かない。

出典:JEMdevelopers
Reflection and Refraction of
Light in Diamonds PartⅠ

カットを評価する際は、特殊な光学機器でダイヤモンドの各部分の寸法を測り測定値を算出し、それに目視で評価したガードル厚さ等の複数の評価項目を総合評価したうえで決定されます。
*ハートアンドキューピッド(H&C)
H&C(ハート・アンド・キューピッド)は、ダイヤモンドを専用スコープで見た際、上部には8本の矢の形が、下部には8個のハート型のマークが浮かび上がることを言います。
この二つのダイヤは同じグレード(トリプルエクセレント、ハート&キューピッド)ですが、それでもこれだけ違います。
同じハート&キューピッドでも、中心部がAはきれいな星型ですが、Bは非対称で風車のようにがちゃがちゃした形をしています。
ハート&キューピッドにこだわるなら、美しい形のものを選びましょう。
(ハート&キューピッドは肉眼では見えません。)