home > ダイヤは4Cだけで選んではダメ(2)
 

  • ダイヤモンドの輝きに大きな影響を与えるのは、クラウン角度やファセットの長さ等のダイヤモンドの形を構成する複数の要素
  • 研磨状態や対称性、原石の質も関連性を持つ
  • ダイヤモンドは4Cで同じグレードでも1個1個輝きが異なる
  • 優良な宝石店はダイヤを厳選しており、仕入れの段階で10個のうち1個~2個の輝くダイヤを選びぬいて売っている
  • 自分の目で見て輝きを確認するのが大事
  • 経験豊富で信頼できる目利きの宝石店から買うのがベスト

4Cに関して同じグレードの二つのダイヤモンドがあっても、輝きは微妙に違います。

なぜなら、ダイヤモンドの体格ともいうべきそれぞれの数値(テーブルサイズ、深さ、高さ、パビリオン角度、クラウン角度、スターファセットとロワーガードルファセットがそれぞれ微妙に違うからです。

ダイヤモンドの構造と各部の名称は以下の通りです。

ダイヤモンドの輝きは、このような様々な角度や全体の深さ、スターファセットの長さ、ロワーガードルファセットの長さ等の多くの要因が複雑に影響を与えあった結果、その組み合わせによって決定されます。

(以前は特定の部分の数値が重要視されていましたが、1980年代後半以降、米国宝石学会とカリフォルニア工科大学の共同研究や、さまざまな研究者の研究により、輝きを放つ条件は一つではなく、複数の条件の組み合わせによって複数存在することがわかっています)

以下に、4Cで同じグレードのダイヤを比べてみましょう(カラットは微妙に違います)

これに特殊な機器で光を照射して輝きをくらべたのが以下です。

BのダイヤにくらべてAのダイヤは輝きにムラがある。生でダイヤを見比べると、ブリリアンスと呼ばれる白色の輝きもBのほうが強い。

これらからわかるように、4Cで同じグレードでも輝きは全く異なります。

優良な宝石業者は、長年の経験から同じグレードでもより輝きの強いダイヤだけを選んでお客に提示してきます。

その反対に、あまりダイヤに詳しくない宝石業者は4Cだけでダイヤモンドの価値を判断してしまう傾向があるため、その差は無視できません。

ダイヤモンドにどれだけ真剣にこだわるかにもよりますが、同じグレードで少しでも輝くダイヤモンドを手に入れたいと考えるならば、どの店(どの人)から買うかは大変重要です。

一例をあげると、あるベテラン業者は、『俺が選んだダイヤで輝かないとは言われたくない』と徹底して仕入れを厳選しており、数を売るよりも質の高いものを売ることにこだわっています。

このような厳しいベテランの業者に選ばれなかったダイヤモンドはその後いろいろなルートをたどります。チェックの甘い宝石店にいくか、通信販売で売られることも有るでしょう。

どこまでダイヤモンドの輝きにこだわるかにもよりますが、一生もののダイヤを買うのなら輝きにこだわりたいものです。

自分の目で見てダイヤモンドの輝きを直接感じることが大事です。

直接見ないのであれば、信頼の置ける長年の経験と確かな美しいモノを見抜く目、お客さんに対する誠意を持った業者に買付をお任せするのも良いでしょう。


 

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